パパとムスメの精神が入れ替わってしまう、作家・五十嵐貴久さんによる入れ替わりモノの傑作「パパとムスメの7日間」。
2007年には新垣結衣さんと舘ひろしさんでドラマ化され話題になった作品ですが、2022年に令和版として復活!
15年の時を経て、”パパムス”はどんな変化を遂げたのか、令和版の見どころをご紹介していきたいと思います。
まず、パパとムスメの7日間とはどんな話なんでしょうか。
パパとムスメの7日間は、思春期を迎え、ギクシャクするようになったパパ・恭一郎とムスメの小梅が事故のせいで精神が入れ替わってしまうというハートフルコメディ。
2007年版では女子高生の言動をする舘ひろしさんが話題になりました。
ホームドラマ色が強かった2007年版ですが、令和版ではパパとムスメの入れ替わりをベースに、小梅が憧れる学校の先輩・健太を交えた3角関係のような状態になりラブコメ色が強くなりました。
原作小説や2007年版にも健太はいましたが、小梅になった恭一郎が小梅と健太の仲を邪魔するという展開でした。
令和版でも邪魔はするのですが、中身が恭一郎になった小梅に健太が惹かれてしまうんです。
多様性の時代ならではな展開ですね。
そんな、中身は父親で男から迫られるというとんでもない難役を演じているのは飯沼愛さん。
TBSの女優発掘オーディションで1位に選ばれ、去年デビューしたばかり。
「この初恋はフィクションです」以来、2本目の主演作でこの難しい役どころとはスゴイです。
可愛く楽しく小梅を演じていて素晴らしいと思います。
中身が女子高生になってしまう恭一郎を演じているのは眞島秀和さん。
数えきれないほどの作品に出演されている方で、女子高生の入ったオジサン役もバッチリこなしてます。
ゲイの役やカワイイもの好きのオジサン役など多彩な役をされているので、舘ひろしさんほどの衝撃はありませんが、コミカルな動きで笑わせてくれます。
とにかく楽しいドラマですよ。